映画「バスキア」


年度: 1996
国: アメリ
公開日:
夭逝した天才画家バスキアの短い生涯を、実話に基づいて描いた感動作

天才は、早死にするのか!・・・ジャン・ミシェル・バスキアとその生涯

映画「バスキア」僕の中で最高の10本のうちの一つ

ニューヨークのアートシーンを疾風のごとく駆け抜け、ドラッグの過剰摂取によって27歳の若さで神に召された天才バスキアを、ジェフリー・ライトが成りきってます、迫真の演技、まるでバスキアそのもの!?ライト以外に出てる俳優人も凄い、これだけでも見ごたえありかな。
特に場末の喫茶店のウェートレスで、バスキアの恋人役のクレア・フォラーニ、その役とは別の気品を感じましたねー、で、後にB・ピットと共演した「ジョー・ブラック」悪魔に恋する富豪の娘役でその気品を、まるでヘップバーンのような気高さを見せてくれました。その他ウォホール役にデヴィッド・ボウイ、アートシーンを牛耳る美術評論家にD・ホッパー、G・オールドマンに M・ウィンコット 、バスキアバスキアらしく描かれているのは、生前、彼の友人であったジュリアン・シュナーベル監督の手腕によるところが大きい。
しかし、よく集めたもんだね、その道のカリスマばかりだよ、
とにかく、ウォホール以後のポップ・アートシーンの裏側を垣間見せてくれる貴重な一本だと思います。ウォホールのカリスマとは別の顔も見られるしね。